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経験が経験を変えるコンテンツメディア

CheckList Club(チェックリストクラブ)とは

CheckList Club
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 ​【サイトは近日公開予定です】 

 CheckList Club(チェックリストクラブ)は”賢い購買を支援する”というコンセプトの下、モノ選びで失敗しないためのチェックポイントを一般消費者向けに公開しているWebメディアです。特に顧客体験における「学びや気づき」が発生する瞬間に着目し、カスタマージャーニーの中で顕在化したリアルなインサイトやニーズを収集・蓄積しています。具体的には特定の製品を購買した人やサービスを利用した人から、購買前後で実際にあった「失敗談や落とし穴エピソード」と「そこで学んだ視点・知恵・教訓」を言語データとして収集、【Napierglyph】を通して処理を行い、

 ・みんなで作る、製品やサービスの失敗しない選び方
 ・計画や手順/段取りの立て方

 

をチェックポイント化、チェックリスト化して公開しています。「自分は買った後に気付いたけど、買う前にここをチェックした方がいいよ」、「実際やってみて分かったんだけど、こういう事に気を付けた方がいいよ」といった推奨情報がキュレーションされ、これから購買する人や何かを行う人に向けて提供されます。またモノの購買に限らず、転職や旅行、料理などの”コト”も扱います。
 

経験と経験の交換による価値の創出

 CheckList Clubは、「経験と経験の交換による価値の創出」を目指したコンテンツメディアです。おばあちゃんが孫の為に昔ながらの知恵を教えてあげるように、”個”の経験から生まれた問題解決の為の知恵や視点、教訓をコンテンツ化して発信し、実生活やビジネスの中で使ってもらう事で、”全”がより良い結果(経験)を得られるという価値を生み出す為に運営しています。CheckList Clubにおけるチェックポイントは、「自分の経験から得た学びを、他の生活者の為に、分かりやすいアドバイス(推奨)」としてまとめたコンテンツです。チェックポイントという他者の経験知を使う事で、自分の失敗をリスクヘッジできる、もしくはQOLを上げる事がこのコンテンツの一般消費者に向けた価値です。

CheckList Clubの仕組みと機能

CheckList Clubは、スマートフォン/PC双方の閲覧環境に最適化されており、一般ユーザーは以下の機能を利用できます(※)。

1.気付く、学ぶ
 自分の関心のある製品やサービスに関して、他の人が作成したチェックリストや失敗エピソードなどを読み、自分が知らなかった注意すべき視点に気付き、大きな失敗を避ける為の学びを得ることができます。

 

2.作る
 他の人が投稿した、製品やサービス選定時のチェックポイントを取捨選択して、自分専用のチェックリストを作成する事ができます。

3.使う
 ブックマークしたチェックリストや自分が作成したチェックリストは、スマートフォンに保存したりプリントアウトして、店頭やECサイトでの購買時や、Webで情報を検索する時、製品機能やサービスプランの比較検討をする時、販売員に質問する時など、カスタマージャーニーの様々な場面で使用するコンテンツとなります。

 

4.シェアする、投稿する、啓蒙する
 自分の購買経験を基に気付かなかった落とし穴や視点を、新たなチェックポイント/チェックリストにして投稿してもらいます。自分のチェックリストはSNSで共有したり、友達や家族にプレゼントすることができます。

1.気付く、学ぶ に戻る

※ベータ版は一部機能に制限があります。

インサイトデータベースとしての特長

 CheckList Clubは顧客体験のデータベースとしての側面を兼ね備えており、生活者の"現実"に寄り添ったインサイトが集まりやすい仕組みを実現しています。

●定性調査やエスノグラフィ―の理論を応用したデータ収集、アウトプットの仕組み

 CheckList Clubでは、定性インタビューやエスノグラフィーの理論をベースに、独自の自然言語データテンプレートを開発しており、これに従って収集したデータを自然言語処理アルゴリズム【Napierglyph】でアウトプットする事で、データ自体が生活者、消費者、購買者、リピーター、離脱者など様々なペルソナの「ストーリー」となるよう、仕組み化されています。特に、カスタマージャーニーの特定箇所において、「どのような視点が欠如していたから、どのような失敗や落とし穴を経験した。そこから○○という気づきを得た」という生活者視点での因果関係をピンポイントで収集できる構造になっている為、インサイト発見のみならずプロポジションを発想する際においても非常に都合のよいデータ形式を実現しています。

●カスタマージャーニー上にインサイト発生地点と前後の文脈をタグ付け

 また、これらのストーリーは、カスタマージャーニーのどこで発生したかもデータとしてタグ付けされます。従って、問題が起こっているカスタマージャーニーの特定の箇所に対して、ピンポイントで消費者の知りたい事、知ってよかったと思えるコンテンツを創出し、顧客接点で最適なタイミングで提供できるようになります。

●実体験を通して生まれた経験知と主体的な推奨から得る、インサイト

 CheckList Clubの「経験が経験を変えるコンテンツメディア」という側面から、集まるデータはおのずと自分の経験から学びを得てそれを他の生活者にアドバイスする、という「主体的な推奨」を指向するデータとなります。カスタマージャーニーからインサイトを引き出す為に特に重要なのが、この「実体験を通して生まれ、これから購買する他の生活者に指向した主体的な推奨」です。インサイトはカスタマージャーニー上の認識の変化点に存在します。生活者が元来持っていた認識が、ある外部刺激により異なる認識に変化したポイントです。この変化後の認識がインサイトです。つまり、生活者がジャーニー上で何らかの変化を経験した後に得た視点や気づき、学び、知恵、考え方、価値観、意識などがカスタマージャーニーにおけるインサイトです。生活者が自分の実体験に基づいて他者へ推奨ができるという事は、経験を通して構築された生活者のビリーフ(こうだからこうなるという因果関係、考え方や信念)が本人の中に存在するということを表します。従って主体的な推奨の中には、経験から得た気づきや自分なりの経験則、知恵、視点、判断基準などが顕在化しやすくなります。

●「原因-プロセス-結果」の因果関係により構成された、生活者の変化のストーリー

 マーケティング戦略立案や施策開発を視野に入れた場合、インサイトは生活者の変化のストーリーの中で把握する事が大切です。例えば消費者理解のツールとしてターゲットプロファイルがありますが、それらはあくまで生活者の特定の側面を切り取った”点”のデータである為、「ターゲットにどのような提案をするべきか」について指針を引き出しにくい傾向があります。では何が必要かというと、村山(2016)※は消費者データがマーケティングの現場において使える情報であるために必要な条件として、消費者行動の原因と結果について明記されており購買行動との因果関係(どうしたら、どうなるか)に言及している事、と指摘しています。

 「結局どんな人だから、どうするべきだ」まで踏み込める「仕掛け」が施されたデータでなければ、「どんな価値提案をすればよいか、それはどんな施策で実現すべきか」までシームレスに導けないわけです。そこでCheckList Clubでは、「ブランド体験を通して生活者の何がどう変わり、購買行動がどう変わったのか」、「何がその変化をもたらし、購買にどう繋がったのか(もしくは阻害したのか)」という変化と、その変化における「原因-プロセス-結果」の因果関係に対する洞察を狙って引き出しやすくした”型”を持つ体験データを収集しています。これにより、ブランドが狙った変化をカスタマージャーニー上に起こす確率の高いアイディアが得やすくなります。

※村山幹朗(2016). カスタマージャーニーマップで消費者行動ストーリーで捉える 朝野煕彦(編)マーケティングサイエンスのトップランナーたち 統計的予測とその実践事例 東京図書 pp.97-122.

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